求人広告のポイント【その①】
さて、前回のつづきから!
勤務条件をベースに打ち合わせです。
(前回までは事前の用意の部分でしたが、ここからは原稿内容に関係してくるので「求人広告のポイント」として話を進めていきたいと思います←6/2加筆修正)
ここで、営業のタイプは2つに分かれます。
1つは、自社媒体の説明から話す営業。
もう1つは、採用したい仕事内容(または採用したい人物像)の話から聞いていく営業。
わたしは「広告内容の打ち合わせ=媒体の基本情報は顧客の頭に入っている」という前提で後者の仕事内容や人物像の話を聞いていきますが、営業により前者の場合もあります。
個人的には後者の方がよい打ち合わせができた経験が多いです。
ここでは、わたしのスタイルで話を進めたいと思います。
ここからは、営業がどれだけ顧客が採用したい人物像やどのような仕事をするのかを引き出せるかにかかってきます。
ここがスムーズにいけば、原稿作成も困ることはありません。
ただ、話し下手な担当者やあまり求人に対して真剣に向き合ってない担当者もいるので、営業としては結構苦労することが多いポイントでもあります。
わたしは、
①仕事内容を聞いてから、職種名を決め、ほしい人数を確認し、
②時間・勤務日数・給与が平均的かどうかを見て、最近の状況を話し、
③待遇面を含め、ここで働くメリットが何かを探っていきます。
④最後に応募方法・掲載プランの確認をし、校了までの流れを説明
という流れで1つの原稿を校了までもっていきます。
まずは、仕事内容。
たとえば、飲食店のホールスタッフといっても、レジや調理補助、ホール清掃やトイレ清掃を含めるのかどうか、1回の勤務で何人体制で行うのか など、「ホールスタッフ」の業務範囲を確認します。
飲食店によって、ホールスタッフの業務範囲は異なるからです。
もし、レジがなければお金を扱う不安が払拭されますし、トイレ清掃がなければそれもアピール材料になるでしょう。
どの仕事内容でも、募集主が思っている以上に他とは違うポイントがあります。
営業は一生懸命そこを探して、アピール材料を1つずつ増やして、キャッチコピーを考えたり、魅力ある原稿を作り上げていきます。
なので是非、時間の許す限り色々教えてあげてくださいね。
それでは、今回はここまでにします!
今回もお付き合いいただきありがとうございました!