求人広告媒体の利用法①
前回、前々回と長めだったので今回は少し短めにします!
前回までを踏まえて、では、どのように求人広告媒体を利用していくか。
正直なところ、利用の仕方は担当営業によって異なるので、コレ!と1つにすることはできません。
2つ事例を紹介します。
□事例1 とにかく急いでたくさんの人が必要
わたしが担当していた募集主さんで、世論調査をするコールセンタースタッフを募集する案件がありました。
仮に、
人数:30名
場所:県庁所在地ではないが、そこそこ有名な都市
時給:平均より高め
勤務期間:1週間の短期
掲載日:勤務スタート日の2週間前
とします。
正直、2週間前で30名を応募ではなく、採用するのは大変です。
ここでわたしだったら、
・採用対象年齢の幅
・掲載費用予算
・採用基準
を確認し、
・自社媒体のメディアをフル活用←これは当たり前
・自社媒体メディア以外のアプローチ法提案(メルマガ掲載やSNS、トップページにて紹介)
・他社求人広告媒体への掲載提案(掲載から採用までの期間が短いため)。たとえば、Indeed、マイナビバイト、タウンワーク、an、地元有力求人広告媒体、他無料掲載できるもの。後に紹介しますが、この場合は「成功報酬型」は使いません。待てないので…。
・社内スタッフへの告知(友人・知人・家族への声掛けを頼む)をしてもらう。
の以上です。
この場合はケチらずに、予算めいっぱいを使うことをお勧めします。ただ、もちろん、費用がかからず人を採用できるのがベストなので、社内での人員調整や社内スタッフからの紹介などできることはやってからの求人広告媒体への掲載を検討しましょう。
□事例2 急いでないけど、よい人を採用したい
人数:1名
場所:県庁所在地ではないが、そこそこ有名な都市
時給:平均
勤務期間:長期
掲載日:未定
とします。
こちらは、「現在勤務しているスタッフの多くが大学2年生で、3年生になると就職活動で一気に抜けてしまう。今からよい人を探しておきたい。ただ、一気に採用すると教えるのが大変なので、1名ずつ採用していきたい。入れ替わりは承知で学生を採りたい」ということがあてはまります。
ここでわたしだったら、
・採用対象年齢の幅
・採用基準
・現在働いている大学2年生をどのように採用したのか
を確認します。
予算を聞かないのは、長期掲載の提案をしたい・原稿内容のパターンや見た目から料金よりも中身で判断をしてほしいからです。
そして、
・学生に人気があった広告を持参
・学生に人気のあるキーワードを共有し、数字を盛り込む原稿を作成(※)。
・検索した際に表示順位が真ん中から上になるプランと1~2ページ目に表示が出るプランを提示
・学生スタッフへのインタビューを実施
・社内スタッフへの告知(友人・知人への声掛けを頼む)をしてもらう。「辞めるスタッフは次の人を探してくる」というシステムで求人広告費用をかけずに学生スタッフを長年採用しつづけている飲食店もありました。
※の「学生に人気のあるキーワードを共有し、数字を盛り込む原稿を作成」ですが、たとえば、
a.テスト期間は休めます!
b.テスト期間はテスト前1週間休めます。当店には学生が多いですが、大学や学部が様々なため、重なることが少ないんです。なので、今回仲間になってくれるあなたも、同じように1週間休めますよ!
どちらが伝わりますでしょうか?
もちろん、後者ですよね^^
こんな形で中身から掲載費用の提案をしていきます。
人によっては費用から提案すると思うんですけど…。
いろんな営業がいますっていうのは、また別日に書きたいと思っています。
いかがでしょうか?
短くするつもりが長くなってしまいました…。
ひとつの考えとして読んでいただけると幸いです。
Indeedについては、明日!書きます!
それでは、本日もお付き合いいただきありがとうございました!